ニキビについての文献はもともと多いので以下に大まかにまとめました。
(一般的な文献から引用しています)
にきび(吹き出もの)は、
ご存知の方も多いと思いますが、
皮脂が多く分泌される部位にできやすい毛穴の中の炎症です。
初~中期 にきび(白ニキビ・黒ニキビ)
ニキビは、一般的に皮脂を出す毛穴が脂で詰まるところから始まり、
詰まった毛穴の中に乾いた皮脂や汚れがたまります、
表面に盛り上がって見えるのが白ニキビ、毛穴の中につまった皮脂や汚れが酸化して
黒くなる状態が黒ニキビと呼ばれるものです。
(黒ニキビ=毛穴が開いて黒いポツポツが見えている例えていうならイチゴ鼻の様な状態)
中期以降 にきび(赤ニキビ)
白ニキビや黒ニキビの状態から赤いニキビを作り出すのは
主に皮膚に多く存在する皮膚常在菌のアクネ菌です。
アクネ菌は皮膚のどの部分にも存在しますが皮脂腺や毛穴の奥に特に多く生息します。
また、皮脂を好むため詰まった毛穴の中で皮脂を栄養(エサ)として急激に増殖し、
炎症が起きて赤くなったり、膿がたまって黄色い部分ができるという症状が
一般的に出ます。
さらに進行すると毛穴が破れて中身が流れ出し炎症が広がることもあります。
その場合は皮膚の深い部分を傷つけてしまうため、
炎症が治ってもシミができてしまったり、
傷あとがボコボコと残る場合が多いです。
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